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高齢者を持つ家族が困ること

介護家族

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今回は、高齢者を家族に持つ方々が困ることについて解説します。

このブログは、在宅で介護をしているご家族の負担が少しでも軽くなるよう私の目線で記事を書いています。当てはまる所があれば良いですし、なければ今後に向けて参考にして頂けたら嬉しいです。

本来、ご両親や御親類、あるいは兄弟に『困る。』と言う表現は、あまり良くないと思いますが、多くの苦労を抱えている方が多いのも現状かと思いそう表現させていただきました。

介護施設の入所前

施設に入所される前は、必ずご家族と面談いたします。担当のケアマネージャーや民間の紹介所の方、時には行政機関からの問い合わせや依頼もあります。

そんな相談時に、なぜ在宅でみれなくなったか?が焦点となります。もし在宅でみることができるのであれば、そもそも施設を探す必要はありません。国の介護保険制度も在宅ケアを推奨しているし、地域で高齢者を見守りましょう。といった風潮となっています。

どんな悩みがあるのでしょう

では、ご家族にはどんな悩みがあるのでしょうか?これは、本音と建前もあるので、一概には言えませんが、精神的なご負担がかなりあるようです。特に認知症の方をお持ちのご家族は、物忘れが多くなって危険でみていられない。ずっと見ていなければいけない。仕事が出来ない。などといった精神的なご負担が多いです。

施設で見ていただければ、安心だから。とよく言われてました。また、介護者が健康を害することも多くそれが原因で施設を探す方も多かったです。

次に時間的な拘束です。夜オムツを変えたり、入浴を手伝ったりされている方もいらっしゃいましたし、介護休暇を会社に申請して仕事を休んでいる方もいらっしゃいました。在宅介護は本当に難しいんだな。と痛感しました。

また、前にも少し触れましたが、身体的な負担も大きいです。これは、老老介護と言いますか、高齢の奥さんがあるいは、高齢の旦那さんがどちらか面倒を見ているケース。もしくは、娘や息子が高齢になってしまっているケースもあります。

あとは、金銭的な問題。これはどちらかというと、施設に入所されてからおこって来ることもあります。医療保険や介護保険を利用したとはいえ、自己負担額がかかり、家計を圧迫することもあります。車椅子やマットレスあるいは介護用ベッドも必要になり負担となるかも知れません。

ご家族は無理をしないで

在宅での介護は本当に大変です。私が施設に勤務していた時、施設ではプロの介護職員がいるからみれるけれど、この入居者様のうち一人が自宅にいたらと考えると、果たして自分は介護できるのか?とよく考えていました。

昔は、親の面倒をみるのは子の仕事。とか嫁は旦那の親の面倒をみないといけない。などとよく言っていましたが、現在は介護保険制度や社会福祉制度を利用して負担を減らすことを是非考えて下さい。

住み慣れた家やそばでみたい気持ちは充分わかりますが、気持ちや愛情だけでは介護はできません。

在宅介護には限界がありますので、追い詰められる前に相談することをお勧めします。

どんなところに相談すれば良いのか

どんな所に相談すれば良いかわからない方も多いと思います。

介護について相談するときは、まず地域包括支援センター社会福祉協議会に相談してみて下さい。生活についてのお困りごとや、介護サービスの利用相談にのってくれると思います。

介護保険制度などに関する相談は、市区町村の福祉保険課(地域によって呼び名が違います。)にまず相談するのも良いかも知れません。

もう施設をお探しの方は、民間の介護相談窓口もたくさんあるので良いと思います。まずは色々と悩んだりせず、機関に相談して良い方法を考えてみて下さい。ご家族の負担が少しでも軽くなることを私も応援しています。


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