前回、介護職員が退職する理由をお話ししましたが、
私なりに退職を減らす方法を考えてみたのですが、まず人間関係です。ここは非常に難しい。人にはそれぞれ生い立ちがあります。経験や体験があります。育ってきた環境でそれぞれの意見も違います。そこで大切なのは協調性だと思います。
許す心や共感する心がないとなかなか人と関わるのは難しいです。お互いを受け入れること。これは介護の現場だけではなく、殆どの職場で重要なのではないでしようか?
職員が介護は楽しい!と言える環境作りができると良いですね。
給与面ですが、お金の話はあまりしたくないのですが、働く側としては、それに見合った対価が欲しいものです。しかしながら、今の介護報酬の現状では、そんなに多くの給与は望めない気もします。
最低限度の職員の数は決まっていますし、増やすとその分給与を圧迫してしまいます。介護施設や事業所の場合、資格所有者は最低限に揃える必要があります。資格所有者は無資格者より給与が高いのは当たり前です。
支出の半分以上は人件費ですので、そこをどう考えて運営していくのかが、事業所の生き残るカギになるのですから。難しい。
まず介護管理者が、職種ごとに人件費をどの程度に持っていくのか?そこを考えることで解消に近くなるのではと考えます。
*詳しく知りたい方は、ホームページのお問い合わせへご連絡頂ければ、私のわかる範囲でお答え致します。
家庭の事情。これはもう仕方ありません。周りがどうこう言って解決する問題では無いのですから。
ただ、出来ることといえば、勤務時間に融通をきかせる事くらいでしょうか。働き方改革で昨今様々な働き方が求められている今、勤務時間帯をきっちり決めずにスタッフ一人一人に合った働き方を提供すると少し緩和するかも知れません。
体力的にきつい、夜勤が辛いなどの場合は、少し勤務時間やシフトを見直していくのも良いでしょう。年齢、性別、家庭環境にもよりますので介護職員にあった働き方が出来る職場作りを目指しましょう。
とにかく、一緒に働いている介護職員が退職しない様にしていきたいものですね。



コメント